いままで割と、一人で仕事をしてきた感がある。
とは言っても、もちろん、自分で出来ないことはみんなに手伝ってもらったり、助けてもらったりしながら、ここまでやってくることができた。
そこは、私の表現に共感してくれて、手伝ってくれる皆さんに素直に感謝である。
思い返してみると、どうやら私という人間は、仕事の中にある「やりがい」を達成していくことに、生きる喜びを感じるタイプのようなので、自分の時間を使ってどんな仕事をするのか?
ということは、私にとって、とても大切な価値観の一部のようなんですよね。
そんな私が今、仕事で直面している壁があって、それは
「自分で選んでやっている仕事なのに、自分の力だけでは進めることができなくなってきている」
という、困った問題なんですよね。
月曜から金曜のウィークデイはマーケティングの仕事をしているんだけど、そっちは割と完璧。多少のスケジュールのズレはあるが、かなり思った通りに仕事も推進できている。今のところ思い通りに仕事ができているので問題ない。
問題なのは、キャンフルの方。
何が問題なのかというと、自分が思いついたアイデアや表現を形に変換する時に、今まで以上に、異様に時間を要してしまう。という問題に悩まされているんですよね。
20代、30代の頃は、
「こういう表現がしたい」
と思いついたら、すぐにイメージに沿った画像を撮影して、ホームページにアップしてゆく。という作業を瞬時に進めることができていたんだけど、最近は全く進めることができない。
以前より、ものすご~く時間がかかるのだ。
直感的に、30代の3倍ぐらいの時間がかかっているなぁ、という感がある。
なぜなのか?
と、自分自身を分析してみたところ、やはり加齢が原因なのではないか?という結論になった。
人には「頑張れる総量」のような熱量の容器があって、その容器の大きさは人それぞれ違っているのではないかと思っている。今の私は私自身の「頑張れる総量」を使い切ってしまったので、今までのようにサクサク作業が進まないのかな?と感じているんですよね。
今の自分の状況を、分かりやすく例えてみると、
野球選手が今まで155キロの速球をヒットできていたのに、打てなくなってきたので引退しなきゃならない状況。次はコーチになるか、野球と関係のない第二の人生を歩んでいかなければならない状況。という地点に来ているのかなぁ、と思う。
ここで普通の大人であれば
「そこまでわかっているのなら、グダグダ言ってないで仕事を他人に振ればいいのでは?」
と思いますよね。
もちろん私もそう思って、かなりの部分の作業を手伝ってくれる皆さんに振っているんだけど、ここで新たな問題が出てきていて、
「クリエイティブを他人に振りすぎると、自分がイメージしていた世界観と全く違うものが出来上がってきてしまう」
という課題が提出されてきたんですね。
私の仕事の振り方が下手だという問題もあるのですが、どうもコアの部分は他人に任せると、私のイメージと全然違うものになってしまうので、私がこだわっている点だけについては、
「最低限、この部分だけは自分自身でやろう」
と思って、隙間時間でもできるぐらいの作業を自分でやろうとしているのですが、その「最低限の作業」が進まないで困っている。という問題が数年前から勃発しているんですよね。
色々と試行錯誤しながら対応しようと試みてきたんですけど、どれもうまくいかなくて、
「この問題は自分の力だけで対応しようと思っても、どうやら解決できないらしい。そうか!応援だ!誰かに応援してもらえれば、この問題は突破できるかもしれないぞ!!」
と思ってしまっている、2018年の年始。
という状況なんですよね。
普通の会社だと、
「いやいや、そこはコミットメントでしょ?目標の売上金額を掲げて達成していくために、みんなで会議とかやって努力して解決する手法を模索しているわけでしょ?応援してもらって乗り切ろうなんて、着眼点が何か間違ってるんじゃないの?」
なーんて言われちゃうんでしょうね、きっと。
でもね、応援のチカラって、かなりすごいと思うんですよね。
甲子園球児やJリーガー達が、自分の実力以上のチカラが出るのって、きっと、たくさんの人たちに応援されているからなんじゃないかな、って思うんですよ。
アーティストだってそうですよね。
リスナーが応援してくれるから、新しい楽曲を生み出し続けることができるわけですよね。
そこで、甲子園球児でもJリーガーでもアーティストでもない、普通の40代のおじさんが自分のチカラじゃどうしようもなくなった時に、応援してもらえる環境って何?どうやって応援してもらえれば、仕事の課題を達成できるの?って思うと、どういう応援のされ方が最も最適化するのか、なかなか思いつかないんですよね。
引退の時期が来ていると自覚しているのに、応援してもらうことで延命しようとしてるなんて・・・。と、自分で書いていても、ちょっと理論破綻しているようには感じているのですが・・・
まぁ、ここはとにかくですね、
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今まで割と一人で仕事をしてきた40代のおじさんが、作業の生産性に行き詰ってしまった時に、最も生産性の上がる応援のされ方というのは、どういう応援のされ方なのだろうか?
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という疑問を2018年のテーマとして、もがきながら私に最適化された応援のされ方を探していく様を、皆様にご報告してゆきたいな、と思っています。
週末は商品撮影でした。
モデルは唯菜さん、猫村りりむさん。
おつかれさまでした。