最近、
「伝える」
ということについて、色々と思ったので、ここに記しておこうと思います。
例えば、違う国や違う言葉で育った人とのコミュニケーションには、誰もが、いつもより時間をかけて言葉や図やジェスチャーを交えながら、詳しく説明していくんだと思う。
でも、同じ日本人どおしで、年齢や価値観が似ている人に何かを伝えようと思うと、どうしてもコミュニケーションの甘えが発生してしまうんだと思う。
コミュニケーションの甘えの最たるものが、家族とのコミュニケーションだよね。
サザエさんのナミヘイさんとフネさんのように、
ナミヘイが「おい」と言っただけで、フネさんは全てを織り込んで、お茶とかお酒とか、ナミヘイの希望するソリューションを瞬時に提供してくれるわけよ。
でも、当然だけどさ、そんなことは平成の今となっては完全な幻想。
家族でも有り得ない昭和ノスタルジーイリュージョンなわけです。
だけど、私たちはそんなイリュージョンを子供の頃から、サザエさんのナミヘイとフネというマボロシで強力に刷り込まれているので、家族に「おい」と言っただけで、家族である相手が全てを織り込んだ対応をしてくれるのを期待しがちなんですよね。
家族だって自分じゃないんだから、そんなに完璧にこちらのニーズに応えられるわけないんだよね。
相手に甘えないでしっかり準備して、キチンとこちらの伝達事項を伝えるというのは、かなり難儀な事なんだなぁ、というのを再確認しつつ、それでもしっかり伝えれるよう準備を重ねないとならないんだよなー。
みんな、しっかりやってて偉いなぁ。
私も対応しないとなー、と思ってさ。
やりきります!